2013年11月30日 岡山国際ホテルにおいてチャリティー講演会を開催しました。岡山ソロプチミストは、奉仕活動の一貫として、未来を担う子供たちに、今、親がしなければならないこと、社会全体で取り組まなければならないことを考えてみようというコンセプトで、講師に森学園参与の森美智子氏を招き、「共に育ちたい 今、家庭に必要なものは」のテーマでお話をしていただきました。
森先生は、子供にとって受難の時代と言われている現在の社会状況において、あたたかい家庭の大切さ、愛情を持ったしつけの必要性などを、長年、いのちの電話や教育相談に関わられた経験や、ご自身の子育て体験から実例を交えながらあつく語られました。会場には、子育て真っ最中の父親、母親に加え、孫育ての年代の方々までが熱心にお話を聞きました。「しつけは押しつけ、押しつけて、やり続けてできるものです」と、家庭でのしつけは社会に役立つ子供を育てる親の責任であるという言葉に会場全体が圧倒され、感銘を受けました。お話は、外国から見た日本文化にも広がり、我々は、日本人としても、親としても、もっと自信と愛情を持って子供たちを育てていかなければならないということに気付かされた有意義な講演会でした。