2014年秋、岡山市で世界会議開催予定の岡山ESDプロジェクトについてのお話を、世界会議推進局浅井孝司氏を招いて伺いました。ESDとは、持続可能な開発のための教育を意味する英語の略で、環境、平和、人権、エネルギー、防災、気候変動、世界遺産や文化財、国際理解、多文化共生など、私たちの暮らしの中にある様々な課題を見つけ、その課題の解決を通して総合的な人間力を育成することを目的とした活動です。言い換えれば、持続可能な社会づくりのための学びのことです。国連大学が提唱・認定している拠点は、世界中に約200ヶ所あり、岡山地域のプロジェクト参加組織も、現在160団体以上にのぼっています。身近な地域の公民館や学校などがこの岡山ESDプロジェクトに参加し、活発に活動していることを知り、私たちも次世代に残すものは何か、そのために今、自分にできることは何かを考える良い機会となりました。