「途上国に住む盲目の子ども達にヒカリを届けたい。遙かカナタまで」の願いを込めて、盲目の竹内昌彦氏が立ち上げたヒカリカナタ基金が一周年を迎えました。2018年11月10日、岡山国際交流会館で行われた一周年記念報告会では、竹内昌彦理事長からこの一年間の活動内容と基金を活かした成果が報告されました。キルギスへ目の手術費用を送金、ネパール小児眼科医療プロジェクト、ミャンマー小児眼科医療プロジェクトなどの活動を通して多くの子ども達の目を治療し、自分の目で世界を見ることを可能にしました。また、モンゴルとキルギスに盲学校を開設し、毎年入学してくる子ども達に日本のあんまやマッサージを教え、自立の道を歩む力を付けていらっしゃいます。竹内昌彦氏のこのような活動をソロプチミスト岡山は、ソロプチミスト日本財団千嘉代子賞に応募し、その活動内容が認められ受賞しました。竹内氏は、この大きな資金が、ヒカリカナタ基金の活動を力強く助けてくださったと語られました。「3万円で見えるようになる子がいるんです。これからの一生を盲目で過ごすか、自分の目で世界をみるかでは、どんなに違うか考えてみてください」というご自身の体験をもとにしたお話には心を打たれました。まだまだ届けなければならないヒカリがあります。これからも継続的な支援が出来ればと思いました。