2018年7月、西日本を襲った豪雨は、各地に甚大な被害を及ぼしました。SI岡山では、いち早く地域の被害状況を調査し、大きな被害を受けた岡山県の特産物である黄ニラとパクチーの生産者を支援することにいたしました。黄ニラは、全国生産量の70%のシェアを誇る岡山県の特産農産物です。また、この地区で生産されているパクチーもソフトな香りで人気が出てきた矢先の被害でした。この黄ニラとパクチーの生産地が、旭川の増水で泥水に浸かり、長時間水が引かなかったことによって苗が腐ってしまい、また水が引いた後の畑は一面泥に覆われてしまったのです。集荷場も敷地内の用水路が溢れて、資材や洗浄機、保冷庫が機能不全に陥りました。この状況を日本西リジョンにも報告し、受諾された支援金とSI岡山からの支援金をあわせて、8月24日、生産者にお持ちしました。SI岡山会員からの
励ましの言葉を受けて、生産者グループは、被害によって萎えていた心に灯がともったようですと喜び、支援金は、今後の復興に役立てたいと力強く応えてくださいました。贈呈式に出席されていた女性職員に、国際ソロプチミストは女性をサポートする女性会員だけの団体であることも知っていただきました。